青光社さんでラベルコピー


昨日、月の輪粕取り焼酎のオリジナルラベルを30枚
完成させ、何とか無事、月の輪さんに届けて参りまし
た。

ラベルの件に関しましては、1日も早く完成させ蔵元
さんに届けたいと思っておりましたが、忙しい日が
続いてしまいズルズルと…。

しかし、今日は何としてもという思いで、まずはシー
ル付きのクラフト用紙を買いに行きました。

そして、イメージに近い用紙が見つかり、その用紙を
購入。

そしてその用紙にその場でカラーコピーしてもらおうと
思いましたが、この用紙は専門のコピー屋さんでない
とコピーできないとのこと。

え〜、そうなの…。(ー ー;)

でも、仕方ありません。早速、タブレットで市内の
コピー屋さんを検索し、端から電話をかけていきま
した。

しかし、昨日は祭日であった為、なかなか電話が
繋がりません。ん〜、やっぱり今日は無理か?と
思ったその時、やっと一軒電話が繋がりました。

電話に出て下さったのは、中央通りにある「青光社」
というコピー屋さん。

私は早速自転車を走らせ、青光社さんへ。

お〜、ここか。わりとこじんまりとしたたたずまい。

なんとなくワクワクしながらお店の中へ。

「すみませ〜ん、先ほどお電話したものですが」

店内には少しお歳をめした女性の方が一人、私はその
女性にお願いしたい内容を伝え、クラフト用紙とラベ
ルの原紙を見て頂きました。

「ん〜、大丈夫だと思います」

ふ〜、よかった。そして、早速カラーコピーして頂け
ることになったのですが、私の目の前には、どう見
ても最新機種とは言いがたい、どちらかというと
ちょっと旧型のコピー機が一台。ん〜。

正直、多少の不安はありましたが、実際試しに一枚
コピーして頂くと、仕上がりはすごくいい感じ。
なので、もちろん残りの14枚もお願いすることに。

コピーの間、その女性の方と楽しいおしゃべり。^ ^

なんだか凄く親近感が湧いてしまい、はじめはカラー
コピーだけと思っていましたが、結局ラベルのカット
までお願いすることにしました。

で、紙をカットする機械も見せて頂きましたが、これ
がまた年代物で、すごく味のある機械でした。

そして、その女性はレーザーのラインを見ながら、ズレ
がないように、ズレがないようにと、一生懸命に作業を
して下さいました。とても嬉しかったです。そして、
無事ラベル30枚のカットが終了。

時間にすれば、それほど長い時間ではありませんでし
たが、お互い、レーザーのラインを見ながら、もう
ちょっと奥かな〜、もうちょっと手前かな〜、なんて
言いながら少しずつ作業を進めた為、30枚全て切り
終わった後には、なんとなく小さな達成感が生まれて
いました。

途中、別の従業員の男性もいらして、その方ともいろ
いろお話しさせて頂き、すごく楽しい時間。

人生とは面白いものです。月の輪粕取り焼酎のオリジ
ナルラベルを作りたいと思った時、完成までの過程に、
まさかこんな裏路地を入った場所にある、こんな小さ
なコピー屋さんで、こんな楽しい時間を過ごせるなんて、
思ってもみませんでしたから。

お二人は、大場さんのデザインをすごく褒めて下さい
ました。こちらでは作れないけど、このデザインで
マッチ箱とか作ったら凄くいいかもね。なんて提案も
して下さって。

なるほど〜!すごくいいかも!

昨日はそんな訳で、思わぬところでとても素敵な出会い
があり、とても楽しい時間を過ごすことができました。

最後にその女性の方と名刺交換を致しましたが、その方
は青光社さんの社長様でありました。

この度は突然のお願いにもかかわらず、社長様自ら誠意
ある対応をして下さって、本当にありがとうございました。

私は青光社さんを後に一旦うちに帰り、その足で月の輪
さんに向かいました。

そして、青光社さんに作って頂いたラベル30枚を無事
届けて参りました。

さー、益々、オリジナルボトルの完成が楽しみになって
きました。

オリジナルボトルが完成し、納品されたら、その内一本
は、昨日お世話になった青光社さんに、是非お届けに
上がりたい。そんな気持ちでいっぱいです。^ ^
by tencho_nikki | 2014-12-24 14:58 | 盛岡の生活


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