昨夜、18世紀のフランスを描いた 「
パヒューム 」 と
いう、サスペンス映画を見ました。
いやー、この映画はすごいね!
この映画のもつ不思議な世界観は、人気のSF映画や
ラブストーリーものなどが、霞んで見えてしまう程。
とても見応えのある映画でした。
この物語は、臭覚が異常に発達した青年がやがて香
水の調合師となり、最終的にある種の麻薬的香水を
完成させ、その香水によって人々が...。
人には理性ってやつがあるから、その部分でワンちゃ
んやネコちゃんとはちょっと違った生き物だけど、この
映画を見ると 人= 動物 のような危ない錯覚に陥っ
てしまい。
ある意味、危険な映画でしょうね。
でも、この世に生を受けた一人の青年が、自分自身の
存在を強く意識した人生が、虚しくもどこか人間的であ
ったりして。
動物と言う生命に与えられた、五感と言う目には見えな
い不可思議な感覚。
ある意味、やっぱり 人= 動物 なのかな。
人は確かに、いい香りを感じた時、心が動く生き物です。
香り、そして人。
なんか、不思議な映画でした。