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北海道・野田村出張 '11.06.06~'11.06.09


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先月の連休明けぐらいに、カレーの本を買いに本屋さんに行
ったんですけど、そのカレーの本の近くに、たまたまスロウ
という北海道の雑誌が置いてあって、なんとなく手に取って
ぱらぱらとめくってみたら、まずはすごくお洒落な建物の写
真が沢山載っていて、あーなんかいいなーって思って、更に
ページをめくってみると、今度はすごくお洒落なグラスの写
真が出てきて、おー!いいっ!て思って、更にページをめく
ると今度はすごくお洒落なトレーの写真が出て来て、あーこ
りゃ買いだわと思って、カレーの本と一緒にこのスロウとい
う北海道の雑誌を購入して参りました。

そして、早速お店に持ち帰りグラスやトレーの写真をスタッ
フに見てもらったんですけど、スタッフもすごくいいって言
ってくれて、んーこれは絶対買いだなと思って今回そのグラ
スとトレーを購入しに北海道に行って参りました。

わざわざ行かなくても、送ってもらえば済む話ですが、やっ
ぱりこういうものは、実際手に取ってものをみてみないと、
写真とは全然印象が違って失敗することもあるし、それ以上
にどんなお店の感じなのか、そしてどんな方がこれを作って
らっしゃるのかすごく興味があったし。

で、今回実際にお店まで行って作家さんにもお会いして来た
んですけど、お二人の作家さん、とてもに素敵な方でしたよ。
(笑)

北海道へは今回も自転車で行ってきたんですけど、まずはフ
ェリーで苫小牧に入って、そこからひたすら小樽まで走って。
小樽にある幸愛硝子さんに着いたのが、だいたい昼の2時ぐ
らい。

幸愛硝子さんの場所は街から少しだけ離れた小高い場所にあ
って、国道5号線の入船十字街という交差点を進行方向左に
曲がり、そこからはやや急な上り坂をえっちらおっちら時間
をかけて登って行き、若干道を間違えて行き過ぎた道を戻り
つつ、やっと幸愛硝子さんの建物が視界に入ったときは、ほ
っとしたと言うか、ここに来れてよかったーってすごく思い
ました。

お店は街から離れているということもあり、どちらかという
と隠れ家的な感じのお店で、階段を下りて行くと左側にお店
の入り口があり、暖簾を潜るとそこにはこじんまりとした、
とても素敵な空間が広がっていました。

幸愛硝子さんの木村幸愛さんとも実際お会いしてお話してき
ましたけど、とても明るくてとても可愛らしい感じの方でし
たよ。(笑)

こんなにお若いのに、あんなに素晴らしい作品を作り出すな
んてほんとに凄いな~。

私が今回購入させて頂いたグラスやジュエルポットもほんと
うに素敵で、なんて言うんでしょうねー、オーロラを思わせ
るような独特の色合いと揺らめくような色の広がり、ちなみ
に今岩山に一個グラスを持って行ってカウンターのところに
飾ってるんですけど、太陽光の下だとその色合いがまた一段
と綺麗に光ってとてもいいんですよ。

私はとにかく大満足なんですけど、お客様にも同じように喜
んで頂けるといいな~。(笑)

さてさて、今回は自転車出張と言うことで100%自転車で
周り帰って来たかったんですが、後で書きますけど訳あっ
てそれが難しくなり今回は電車も利用させて頂きました。

幸愛硝子さんでとても楽しく充実した時間を過ごさせて頂い
たあとは石狩の当別にある 家具工房 旅する木さん へ。

時間がほんとになかったんで急いで小樽駅まで行き、自転車
を分解しりんこう袋に入れ、それをかついで当別行きの電車
に乗りました。

当別までは一度札幌の近くの駅まで行って乗り換えて行くコ
ースしかなく意外と時間がかかり、結局当別駅についてから
旅する木さんへも少し時間がかかってしまい、実際旅する木
さんにたどり着いたのが夕方の6時半を過ぎていました。

通常6時までの営業時間でありますが、なんとか途中で連絡
を入れながら、お店に入店させて頂きました。

旅する木さんは、廃校になった小学校を利用して工房兼、ギ
ャラリー兼、カフェとして運営されていました。

夕暮れ時に工房に伺って、まずは体育館で作業中であったご
主人にご挨拶をさせて頂いて、営業時間は過ぎていましたが、
カフェの方でスロウに載っていたトレーを見せて頂きました。

実際に見せていただいたんですけど、やっぱりいいんですよ
ねー(笑)。大きさがLとMの2種類、木の種類がナラ・メ
ープル・サクラ・ウォールナットの4種類。思わず一通りの
種類を購入させて頂きましたが、実際にお店で使わせていた
だいて、お店のカラーに合ったものをまた注文させて頂きた
いと思っております。特にサクラの木の色が徐々に変化して
行った時、お店の雰囲気とどう合って行くのかとても楽しみ
です。(笑)

旅する木さんには本当に遅い時間に伺ってしまったのですが、
小学校の教室を利用したとてもお洒落なカフェでゆっくりと
させて頂いて、ご主人からもいろいろなお話を聞かせて頂い
て、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

更にその後ギャラリーまで開けて頂いて、本当に申し訳なか
ったですが...。

あー、あの椅子と時計と横長の額も欲しかった~。
でも今は我慢我慢!一生懸命働いてお金に余裕が出来たら、
是非、購入させて頂きたいと思います。逆に言うとそれを
目標に精一杯頑張りたいと思います。

それから、ギャラリー内に「旅をする木」という本が飾って
あって、本のタイトルが工房の名前と似ていたので、何か関係
があるのかなーと思い、ご主人に尋ねてみたらやはり関係があ
ってこの本の中に「旅する木」という章があって、そのタイト
ルを屋号にしたそうです。どんな木も初めは種から始まって芽
を出し少しずつ成長していってその過程でいろいろな役割を果
たしながらそして最後は流木になって、そして流木になっても
何かの役にたって。そういうことが書かれているそうなんです
けど、縁あって工房に運ばれてきた木材は、作り手さんの手で
家具という形に変化し、またお客様の元へ伝わって行き(旅を
して)、そのお客様の生活の中で家具という形で新たなる役割
を果たして行く。

「この本すごくいい本なんですよ」って、説明して下さってい
る時、すごくその気持ちが伝わってくる感じで、やっぱり自然
とか木のことが本当にお好きなんだろうなーって思いました。

自分も今、自然にすごく興味があるし木のことも大好きなので、
この「旅をする木」是非読ませて頂きたいと思います。

またいつか遊びに伺いたいと思います。

この度は本当にありがとうございました。

さてさて、あまり遅くならないうちに失礼しようと思ってたんで
すけど、結局長居をしてしまて帰る頃にはすっかり日が落ちてい
ました。

帰りの田んぼ道、夜空に響くケロケロカエルの大合唱。

涼しい風を感じながら、ゆっくりと北海道の自然を感じていまし
た。

さー、あとは岩手に帰るぞー!(笑)


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今回は日にちが少なかったので、タイムスケジュールを
きちんと組んで出発し、初日、八戸港にも予定通り到着
したのですが、着いてみたらなんと港に船が止まってな
くて。

そして、ターミナルの前まで行ってみると建物内は工事
中で、結局東日本大震災の影響により運航を休止してい
るとのこと。

インターネットで時刻表を確認したら八戸-苫小牧17
時30分って書いてあったので、なんの疑いもなくルン
ルンで八戸まで行ったんでっすけど、着いたらなんと運
航休止中という。勘弁してくれ~。

でも、出ていないんだから仕方がない。どっちにしても
何とかして北海道に渡らなければ。

案内によれば臨時で青森港から船が出ているとのこと。
でも青森までだいたい90kmぐらい?

17時30分の便にはどうやっても乗れないので、次の
22時の便には何としてもならなければ。

青森まで自転車で走ろうかとも思いましたが、もしも
22時の船に乗れなければ、全ての目的地を周ることが
不可能になるので、その選択肢はなし。

となるとやはり電車を使うしかない。

港から街まで走り、りんこう袋を購入、その足で八戸駅
まで走り自転車を分解しりんこう袋に入れ、新幹線に乗
って青森まで移動、青森駅からフェリー港まで走りなんと
か22時の便に滑り込みセーフ!

しかし、フェリーは超満員。まーしょうがないか。

フェリーは朝7時半に苫小牧に到着、そこからひたすら
小樽まで走って、その後当別に行って、そこからまた苫
小牧に戻って0時発のフェリーに乗り青森へ。青森には
翌朝9時半ごろ着き、新幹線の駅まで移動。新幹線で八
戸まで行き、そこからは自転車で野田村まで移動。こい
でこいで野田村のギャラリーイズミタさんに着いたのが、
夕方6時過ぎ、ギャラリーで泉田さんの新作を見させて
頂きほっと一息。とても素敵なお皿とコーヒーカップが
あったので迷わず購入。そしていよいよ苫屋さんへ。

苫屋さんは野田村の山奥にある小民家を改装したお宿。
電話がないので基本的に予約はお手紙で。

いろいろな方から噂は聞いていましたが、想像以上のお
宿でした。

宿までは泉田さんに送って頂いたんですけど、着くなり
藁葺き屋根のそのお宿の写真を撮らせて頂いて。そして
宿に入りご主人と奥様にご挨拶をさせて頂いて。

宿の板間には大きな囲炉裏があって、私はそこに座りそ
して囲炉裏の反対側にご主人が座り、なんとも言えない
不思議な時間が流れていました。

囲炉裏の真ん中に大きな鉄瓶がぶら下がり、それを挟んで
向こう側にご主人の優しい笑顔が。囲炉裏が大きくて初め
はちょっと遠く感じたけど徐々にこの距離感に慣れていく。

部屋は薄明るく、目の前で薪が静かに燃えている。

振り子時計の音がコツコツと時を刻んでいる。

一生忘れることのないであろう特別な時間でした。

昔観た黒澤監督の「夢」という映画がありまして、この映画
の中の第8話目「水車のある村」は特に印象的でありました
が、今回訪れた苫屋さんはこの映画が秘めた大切なキーワー
ドを自然と感じさせてくれる様な、そんなお宿でした。

翌日、暑い日差しを浴びながら、山をいくつか越え盛岡へ
帰りました。そして帰ってそのままお店に出勤。

はっきり言って今回の出張も超ハードでしたが、でもその分
収穫は大きかったから、本当に行って良かったです。

出張中店を守ってくれた2人のスタッフにまずは感謝ですね。

今回の出張で出逢った方々とも、これからもずっと良いお付
き合いができればと思っております。

さー、今回得たものをバネにまたお店を発展させて行くぞ!

これからも頑張ります!(笑)


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by tencho_nikki | 2011-06-11 03:56 | 出張 Diary